うつ病の原因に迫る【6人に1人が生涯に1度は発症する】

心の病はなぜおこるのか

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様々な症状を理解しよう

うつ病は、気分の落ち込みや意欲低下により、日常生活に支障をきたしてしまう病気です。その原因は1つではなく、性格やストレスなど複数の要因が組み合わさることで引き起こされます。うつはおもな原因により、心因性と外因性と内因性、この3つに分類することができます。心因性うつは、性格や環境が深く関係して発症するもので、多くのうつ病が該当するものです。この場合は抗うつ薬が比較的に効果があるとされています。近親者の死や家庭内トラブルなどのストレスでおこる場合もありますが、逆に、結婚や出産など一見ポジティブな出来事がストレスとなってうつ状態になることもあります。いづれにしても過労やストレスが蓄積されて発症することが多いですね。外因性の場合は、例えばアルツハイマー認知症のような脳の病気などから引き起こされます。甲状腺機能低下症などの体の病気やステロイドなどの薬物が原因のこともあります。内因性うつは体質や遺伝が関係しているといわれており、脳内の情報伝達機能に異常があることも考えられます。この場合も抗うつ薬が効果的である場合が多いようです。このように3種類に分類されますが、まずは医師による診断をしっかり受けて、カウンセリングや抗うつ薬による治療を早期に始めることがとても重要になります。うつ病は過労やストレスが長期間に及ぶと、誰もが発症の可能性がある病であるといえるでしょう。気分の落ち込みや浮き沈みは、日常生活の中で誰もが感じるものですよね。それが単なる浮き沈みや感情の変化であれば構わないのですが、気分が沈みっぱなしで継続する場合には、特に注意が必要になります。継続的な抑うつ状態は、気分の落ち込みや不安感などの症状を引き起こします。また、意欲の低下によりひきこもりになってしまうこともあります。うつの代表的な心の症状としては、この気分の落ち込みと意欲低下があげられるでしょう。また、判断力が鈍って物事に集中できないこともあります。これらの症状はすべて、患者さん本人の自己評価の低下をひきおこす原因にもなりますね。身体的症状としては、疲れやすさや全身の倦怠感などがあげられます。睡眠障害や食欲低下もうつ病の代表的な症状のひとつです。これらの様々な症状が複数ある場合でも、患者さん本人がうつであるという自覚がないケースも多いです。そのため、うつの患者の半数以上は、最初に精神科や心療内科ではなく、一般的な内科を受診することが多いといわれます。近年では高齢者の老人性うつも非常に増えてきていて、その原因としては、配偶者の死別や社会的な孤立があるようです。自覚のないままに放置した結果、病気が進行してしまうと治療も困難になってしまいます。何よりも早めの受診が大切ですね。

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