うつ病の原因に迫る【6人に1人が生涯に1度は発症する】

治療のカギは余裕ある生活

レディ

病気への理解が大切

「自分がうつ病かもしれない」と感じた時は、迷わず周囲の人に相談し、心療内科や精神科などの専門医に診てもらいことが大切です。心の病気は単なる心の弱さが原因と勘違いされやすく、なかなか人に相談しにくいのが現状で、病院を受診する際も勇気と決断が必要です。しかし、うつ病には医学的な原因が立証されており、専門医の指導による適切な治療によって症状が改善することが知られています。一人で抱え込んで症状が重くなり、取り返しがつかない事態になる前に、なるべく早い時期に病院を受診することをおすすめします。初めてうつ病と診断された人は、「まさか自分が」と不安になり、病気のことを周囲に隠したい心境に陥る人が多くいます。しかし、うつ病であることを周囲に打ち明けておくと、体調が悪いときに理解を得られたり助けてもらえたりするので安心です。逆に、病気のことを隠しておくと、周囲から「怠けている」と勘違いされることもあり、ますますストレスが溜まって治療の妨げになります。職場の上司や学校の担任など、責任ある人に話しておき、協力と理解を得られるようにしておくと日常生活が送りやすくなるでしょう。その他、ストレスを溜めないためにも、適度な休息を取ったり、食事と睡眠に気を付けたりするなど規則正しい生活を送ることが必要とされます。また、好きなことをしてストレスを溜めないようにし、心に余裕を持って生活することを心がけると、治療が上手く進むと言えます。数多くの心療内科や精神科がありますが、その中でも自分に合った病院を選ぶためには、二つのことに注意しておくと安心できます。まず一つは、「何でも話せてリラックスできる空間があり、信頼できる医療スタッフがいるか」という点です。うつ病の治療では、カウンセリングが中心となるため、毎回の診察で30分から1時間程度、医師と話す時間が設けられます。カウンセリングの中で、病気の発症の原因となっているストレスを見つけ出し、そのストレスをなるべく排除した生活を送るように生活を変える必要があります。そのため、うつ病の治療では、どんな小さなことでも話せる環境作りが大切で、医師との信頼関係やリラックスできる空間作りが大きなカギとなってきます。心療内科や精神科を選ぶ際は、自分のフィーリングを信じ、安心して何でも話せると感じた病院を選ぶことが大切です。二つ目の注意点として、「うつ病の治療は長期戦になることを考慮し、自宅や職場から通いやすい場所を選ぶ」という点です。たとえ、うつ病の原因が排除されたとしても、一度病気になると何かのきっかけで再発する可能性があり、一度や二度の診察では済まない場合がほとんどです。抗うつ薬が処方された場合も、その効果を診ながら薬の量を変えて長期的に通院する必要があるため、自宅から通いやすい病院を選ぶことが大切です。

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